FAQマウスピース型矯正装置(インビザライン)に関する
よくある質問
子どもでもインビザライン治療は受けられますか?
はい、乳歯がすべて抜けていれば治療可能です。ただし、乳歯がまだ残っている場合は通常のマウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療はできません。しかし、11〜16歳くらいまでの若年層向けに設計されたマウスピース型矯正装置(インビザライン・ティーン)であれば、生えかけの永久歯がある状態でも治療を進められます。治療前のコンピューターシミュレーションで歯の大きさを予測し、成長に合わせてスペースを確保することで、成長期のお子様にも対応した治療が可能です。
マウスピースを装着したまま飲食できますか?
飲食時にはマウスピースを外してください。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は装置を外して食事をすることが基本です。飲み物については、水は装着したまま飲んでも問題ありませんが、その他の飲み物は控えることをおすすめします。特に色のついた飲み物はマウスピースが着色する可能性があり、糖分を含む飲み物は虫歯のリスクを高める恐れがあります。
インビザライン治療で痛みを感じますか?
一般的な矯正治療と比べて痛みは少ないです。マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースはプラスチック素材で、歯にかかる力が比較的穏やかなのが特徴です。1回のマウスピース交換で歯を0.25ミリずつ動かす設計になっており、歯やその周辺組織にかかる負担を軽減しています。ただし、新しいマウスピースに交換した直後の3日程度は圧迫感や軽い痛みを感じる場合がありますが、徐々に慣れていきます。
夜だけの装着では治療できますか?
短時間の装着では十分な効果が得られないため、おすすめできません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースは、基本的にお食事や歯磨き以外の時間は常時装着する必要があります。装着時間が不足すると治療効果が得られない可能性があるため、他の矯正方法を検討されることをおすすめします。
詰め物や被せ物、差し歯があってもマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療は可能ですか?
はい、問題なく治療可能です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、詰め物や被せ物、差し歯がある歯にも対応しており、歯を正確に動かすことができるように設計されています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療後、歯の後戻りはありますか?
はい、他の矯正方法と同様に後戻りのリスクがありますが、リテーナーを使用することで防ぐことが可能です。
どの矯正治療でも、歯は治療後に元の位置へ戻ろうとする傾向があります。特に治療直後は後戻りが起きやすいため、リテーナー(保定装置)を夜間に装着していただき、歯の位置を安定させることが大切です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースを装着すると発音しづらいですか?
最初は少し違和感を感じるかもしれませんが、時間が経つと問題なくなります。
マウスピース矯正では、治療開始直後に発音がしにくく感じる場合があります。しかし、マウスピースは非常に薄く設計されているため、慣れることで発音に支障をきたすことはほとんどありません。
虫歯や歯周病がある場合でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療は可能ですか?
はい、問題なく治療可能です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、詰め物や被せ物、差し歯がある歯にも対応しており、歯を正確に動かすことができるように設計されています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は保険適用されますか?
他の矯正治療と同様に、保険適用外となります。
矯正治療は基本的に自費診療となりますが、医療費控除の対象となるため、確定申告をすることで費用負担を軽減することが可能です。ぜひご活用ください。
旅行中はマウスピースを数日外しても大丈夫ですか?
旅行中もマウスピースは通常通り装着してください。
旅行中に「少しの間だけ外したい」と思う気持ちは理解できますが、数日間装着を中断すると、動いた歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。その結果、マウスピースが合わなくなる恐れもあります。治療効果をしっかりと得るためには、1日20時間以上の装着を心がけましょう。